教育法

才能と地頭~地頭が悪いは理由にならない~

こんにちは、受験ママです。

今回は才能と地頭がどれだけ子供の学力に影響するのか、そして天才と凡人の決定的な差は何なのか。

そんな話を書いていきます。

目次

才能と地頭と学力

突然ですが、お子さんに勉強の才能があったり、お子さんの地頭が良いと思ったことはありますか?

多くの人が「ない」と答えると思います。

私の感覚では2割くらいの家庭は「ある」と答えますね。

その「ある」と答えた家庭の中にも、実際に結果を出しているから「ある」と答えているパターンと、全く結果が出ていないけど自分の子供だからきっと地頭が良かったり才能があったりするだろうと信じているパターンがあります。

では


・ないと答えた家庭

・結果を元にあると答えた家庭

・根拠なくあると答えた家庭

この中で一番合格に近い家庭はどれでしょうか。

正解は、もちろん2番目。

結果を元に地頭や才能が「ある」と答えた家庭です。

今現在結果が出ていて、且つ自信をもってあると答えられる家庭はこれからも伸び続けるでしょう。

では一番合格から遠い家庭はどれでしょうか。

正解は3番目。

「根拠なくあると答えた家庭」です。

これは言い方が悪いですが、典型的な親ばかパターンです。

自分は特別、周りと違うといった考えは捨てた方が良いです。

95%の人間は偏差値30~70の間に収まるので。

その中に収まっている分には別に才能や地頭という概念は存在しないと思ってよいです。

その中に収まっているのにも関わらず「子供には才能や地頭がある」と言い現状を変えようとしないことは、何も良い結果を生まないので今すぐやめましょう。

「ある」と思っても良いのですが、それに甘えず現状を変える努力をするべきです。

では地頭や才能がないと答えた家庭はどうでしょうか。

子供に地頭や才能がないと思うことに関して、私は否定しません。

ただ合格に向かっていけるかはその後の行動によります。

地頭や才能がないから高学歴は無理。難関校は無理。と考えるのか。

それとも、地頭や才能がないなりに工夫しようと考えるのか。

先ほど95%の人間は偏差値30~70に収まると言いました。

では高学歴になるには偏差値いくつ必要なのでしょうか。

正解は65~70です。

名門大学と呼ばれる大学の偏差値も、実はこのくらいです。

まあ高校の偏差値と大学の偏差値は差がありますが、このくらいの偏差値をとれていればそれはもう高学歴と呼ばれる領域です。

ということは、別に天才じゃなくても高学歴になれるんですよ。

95%の人間が偏差値30~70にいて、偏差値65~70あたりでもう高学歴なので。

もし東大レベルの学校を目指そうと思ったら別ですが、子供には高学歴でいてほしいと思っても別に子供の地頭がどうとか天才かどうかとか気にする必要は一切ない。

ハッキリ言えば「どーでもいいこと」なんです。

そして多くの人が勘違いしている「地頭」や「天才」は別に生まれつきのものではなく幼少期から育った環境や人間関係によって作られてきたものです。

生まれたときから親の教育レベルが高かったり、周りの生徒の学力レベルが高かったりすると子供もそれ相応の学力を持つようになります。

そして幼少期にそういった経験がなかったとしても、今からそういった「地頭」と呼ばれる思考力は伸ばすことが可能です。

というか、地頭が良いと言われている生徒の家庭と全く同じ教育をしていけば自然とそうなります。

親の喋り方が普段から論理的だと、子供も自然とそうなるように親次第で子供の地頭的な能力は高まります。

これは私が教育について学ぶようになってから特に感じていることです。

高学歴家庭の親と話すと、話がとてもわかりやすく論理的で、結論から話してたり最後に要点をまとめたりなどほんとに「できる人だな」と思わされます。

たしかにその親の子供はどこか理屈っぽくて、でもなんでも自分で考え器用にこなすようなタイプ。

一番身近にいる人間が「地頭の良い」と呼ばれるようなタイプだと、やっぱり子供もそうなるんだなと実感しました。

それからというもの私は自分の話し方や物事の伝え方を意識するようにしたり、日々の習慣を見直すなどして子供の地頭的能力を伸ばそうと考えました。

そこで行った具体的な検証はいつか解説しようと思います。

ってなわけで別に地頭や天才というのは生まれつきのものではなく、生まれてからがどーだったかで決まるものです。

そしてその地頭的能力は今からでも伸ばせます。

加えて地頭が良い、天才といった人間にならなくても高学歴の称号を手にすることは可能。

諦めるのはまだ早いですし、皆さんにはガンガン高学歴を狙っていってほしいなと思います。

もちろんしっかり知識を得て行動していくことが必要になりますが、全然狙えます。

天才と凡人の差

天才になろうとする必要はありませんが、天才がいかにして天才となったのか、凡人とは何が違うのか、それを把握しておくことは凡人の中で勝つために役立ちます。

天才と凡人の差ってなんだと思いますか?

才能ですか?

それとも努力ですか?

運の可能性もありますね。

脳みその作りが違うのではないか?って考える人もいるかもしれません。

実際アインシュタインの脳はとある細胞の量が常人の何倍もあったりしたとかなんとかで…。

って別に受験でアインシュタインと戦うわけじゃないので、まあ脳の作りに関しては気にしなくていいですし気にしたところで成績が上がるわけじゃないんでどーでもいいですね。

などなど天才と凡人には誰もが様々な差があると感じているわけですが、私が思う天才と凡人の一番の差は「習慣」です。

天才とはつまり何かにおいて周りの人間に比べて極端に優れている状態。

天才と聞くと生まれながらに優れている必要があるというイメージを持つかもしれませんが、別に生まれたときがどうであろうが周りより極端に優れることができればそれは天才なわけです。

ではどうやって周りより極端に優れるのか、私はその答えが「習慣」だと思っています。

たとえば1日5時間勉強をする生徒がいたとします。

1日2時間勉強をする生徒に比べ、1日あたり3時間多く勉強している計算です。

そして1か月が経過するとその差は3×31で93時間。

1年間が経過すると3×365で1095時間の差がつきます。

1000時間ですよ。

別に生まれたときから頭良くなくても周りより1000時間多く勉強したらさすがに勝てます。

そしてこの差は時間が経てば経つほど開いていくのがポイント。

早い段階で習慣を身につけてしまうと、より大きくリードを取ることができるんです。

この習慣をいち早く手に入れた人の多くは天才と呼ばれることになります。

たとえばピアニストなんかがそうですね。

有名なピアニストなんかは大体2~3歳くらいからピアノを始めています。

それも1日何時間も練習するという習慣をその年からつけているんです。

そりゃプロになるわけです。

プロサッカー選手、プロ野球選手なんかでも幼少期から始めている人が多いですよね。

周りよりも早く習慣化してしまうこと。

これが天才に近づくための第一歩だと私は考えています。

そしてお子さんが人生の中で一番若いのが今。

習慣化を身につけさせるなら「今」がベストタイミングだということです。

1日5時間の勉強なんて受験生じゃないときは無理だよ…と思うかもしれませんが、確かに5時間は無理でも実は細かい時間は捻出できます。

たとえば寝る前のほんの10分、朝起きてからの10分を勉強に使う習慣をつけたら、1日で20分、1か月で620分、1年間で7300分の時間を確保できます。

7300分は時間に直すと約122時間。

1年間で122時間勉強時間が増えたわけです。

もしこれを小1~高3まで続けたとしたら、1464時間もの勉強時間を確保できることになります。

習慣の力って恐ろしいと思いません?

凡人か天才かは、この少しの時間捻出の積み重ねだったりするんです。

子供のやる気を引き出したり、短時間でもできる効率的な勉強法は今までお伝えしてきたので、それらを駆使していち早く習慣化に取り組み凡人の域から抜け出してしまいましょう。

一度習慣化してしまえば、気づいたときには上にいるはずです。

今日はここまで。

大事だと思ったところはメモしておいてくださいね。

それではまた次のLINEでお会いしましょう。

終わりに


最後まで読んでいただきありがとうございました!

1つでも学びがあったのなら幸いです。

今後もより受験に役立つ情報を、もっとためになる発信を続けていきますので是非勉強していってください。

それではまた次のLINEでお会いしましょう!


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