こんにちは、受験ママです。
今回は周りの家庭と差をつけるために何が出来るのか、そして成功者のマインド面について解説していきます。
それではさっそく見ていきましょう。
目次
周りの家庭と差をつける
周りの家庭と差をつける。
これは合格するにおいて大切になってくる考え方の1つです。
受験とは競争、より点数の高い人が合格するものですから、周りよりも1点でも高くなれるよう日々努力を積み上げていくわけです。
ということは、いかに周りに差をつけられるか。それを追求すれば自然と合格できるってことです。
あなたの周りにいる家庭はどうでしょうか。
もし中学受験をするとなると周りにいる家庭は受験しない…なんて状況かもしれませんが、高校受験、大学受験はほとんどの場合周りにいる家庭も受験を控えています。
そうなったときに、周りにいかに差をつけるか。
周りと全く同じことをやっていても平均点、なので周りより勝っていること、強いところを増やしていき差をつけていく必要があります。
果たしてどこを差別化できているのか今一度考えてみましょう。
・親の教育レベル
・レベルの高い環境
・使っている参考書
・日々の勉強時間
・集中力
・理解度の早さ
・暗記の早さ
・受験戦略
・受験についての情報量
・勉強法
などなど、周りと差をつけられるポイントはいくらでもあります。
というか普段から私の発信を見てくれている方はここらへんの差別化ポイントは大体押さえられているのではないでしょうか。
子供をやる気にする方法も知っていますし、勉強法も知っている。計画の作り方から振り返り方、そして具体的な取り組み方まで理解できているかと思いますので、まず間違いなく周りの家庭との差別化ポイントを複数持っているはずです。
では比べる対象を、「周りの家庭」から「難関校を目指すライバル」に変えたらどうでしょう。
難関校を目指そうと思うと話が変わってきます。
難関校を目指す生徒はもともとそれなりのモチベーションがあるでしょうし、勉強法も自分で作り上げていたりする。
なにより親の教育レベルが高い場合が多い。
難関校を目指すということは先ほど挙げたような差別化ポイントはほとんどクリアできている家庭と戦うということなんです。
ではそんな家庭に対して一体どこで差別化すればいいのか。
私はこの問いに「練度」と答えます。
練度とは「訓練して熟達する(した)度合い」のこと。
勉強や教育の完成度をどれだけ高められたかで勝負が決まると考えています。
より効率的により早くより正確に無駄のない勉強ができるかどうか。
そういった練度、完成度の高さが点数にもろに表れます。
やはり高学歴家庭はこの練度、完成度の基準が物凄く高くて、「1日これだけの量をこなすのは当たり前」の当たり前の基準が凡人には考えられないものになっていたりすることも。
ただ時間の使い方がうまく無駄のない日々を送っているとその当たり前基準も簡単に実現できてしまう。
この「できる家庭」ならではの基準、思考、習慣をこの記事を読んでくださっている読者さんには身につけてほしいと思っています。
まあそこまでの難関校を目指さないのであればこれらの知識は必要ありません。
というのも、すでに今まで伝えてきた知識で十分周りと差別化できるから。
今までの知識をちゃんと使えればまず間違いなく周りに差をつけることができます。
しかし難関校を目指すとなるとそれだけじゃ足りない。
正確には足りはするけど周りの家庭も同じことをやってくるからもっと別のポイントで差をつけなきゃいけない。
そのためにも受験競争を勝ち抜いた家庭から学び、勝つための基準思考習慣を身につけてしまってください。
成功者のマインド
高学歴家庭が意識しているマインドについて触れていきます。
子供が受験生になるとかなり忙しい日々が始まります。
毎日塾に通い、学校にも通い、部活動をやっている場合休日には試合があったり、中学受験生だったら毎日お弁当を作ってあげたり…。
もちろん子供も忙しいですが、同時に親もかなり忙しくなります。
ましてや子供の勉強をサポートしようと思ったら親の時間を奪われるのはまぬがれません。
親が仕事をしていたりするともう親の時間はほぼないかもしれません…。
そうなったときに、ついつい親は子供に結果を求めてしまう。
なんで自分はこんなに頑張っているのに子供は結果で答えてくれないのか…と怒りを覚えることも。
何から何までやってあげてしまう優しい親にはよくあることですが、これが失敗を招きます。
子供は親に怒られる恐怖を味わうばかりで、親はどんどん忙しくなるばかり。
こんな状況でうまくいく家庭はいないと思っていいでしょう。
そんな家庭を多く見てきたからこそ、親が頑張っている家庭の努力は特に報われてほしいと思っています。
では子供に時間を割くのが間違いなのかと聞かれると、そーゆーわけでもありません。
時間をかけてサポートしてあげればあげるほど子供にとって、受験勉強において良い環境になる。
まあもちろん正しい教育である必要はありますが。
ただ、この「時間のかけ方」にポイントがあるんです。
時間をかけることが間違っているのではなく、何から何までやってあげようとするのが間違い。
急に親からお世話されるようになったと感じた子供はあまりいい気分はしないでしょう。
親に頼ってくれることもなくなります。
そして自分が結果を出さないと怒られる。
そうではなく、子供が親を頼りそれに親が答えてあげるくらいの関係、距離感がベスト。
やってあげる→助けてあげるくらいのイメージを持つといいかもしれません。
受験勉強が始まったからといって一気に親からの干渉を強くするのではなく、少しづつ子供と共にモチベーションを上げていき、子供が頑張りたいと思ったタイミングでそれに必要なものを渡してあげる。
中学受験を例にあげるとするならば、子供に
「どの塾がいい?」
といきなり聞くのではなく、
「どこの中学に行きたい?」
から始め、一緒に中学を見て回る。
この中学いってみたい!という中学に受験が必要だったら
「受験がんばってみよっか」
と応援する。
勉強の教材を与えてみて、本格的にやる気になったら
「塾で頑張ってみよっか」
といいここで初めて
「塾どこにする?」
と聞く。
まあかなり回りくどいやり方ではあるんですが、いきなり「塾どこにする?」と聞かれると子供は親から押し付けられたような感覚を持ってしまうので、受験まで時間があるのであればこういったアプローチは効果的です。
もし受験まで時間が短く受験することがすでに決まっていたとしても、いきなり親が熱量MAXで子供と話すのではなく、子供と共にモチベーションを高めていき最初は軽いハードルから課していくことを意識すると子供も親も精神的負担なく取り組んでいくことができます。
いきなりモチベーションMAXで、且ついきなり難関校目指すとなっては長く続きませんから。
親が熱量を持ち子供のために時間をつくってあげることはもちろん大切ですが、最初は軽く、段々とハードルを上げていき本格的にスイッチが入ってそこで初めて結果を求める。
このくらいの感覚でいきましょう。
感覚やマインドの話で少し難しかったかもしれませんが、この子供との絶妙な距離感といいますか、すれ違いをなくしていくという作業は親子の協力が欠かせない受験において大切になってきます。
これ言われて子供はどう思うかな…
なんてことを考えながら話すようにするだけでも違うかもしれません。
学びまくると同時に今できることから始めていきましょう。
それではまた